バイク

あぶない刑事に憧れて…女子ライダーの私が大型バイクに乗るまで

ツーリングにハマったきっかけは、まさかの刑事ドラマ!

バイクに興味を持ち始めたのは、子どもの頃に見た刑事ドラマ「危ない刑事」がきっかけでした。
舘ひろしさんが颯爽とバイクに乗って登場する姿を見て、「風を切って走るって、カッコいい!」と、憧れを抱くようになりました。

はじめてのバイクはZZR250

そんな想いから、最初に手に入れたのが250ccのZZR250。
小さなバイクでも、走るだけで胸が高鳴り、近所を回るだけでもとにかく楽しかったのを覚えています。

そしてついに、初めての日帰りツーリングにも挑戦!
ワクワクしながら峠を登っていたときのことです。
突然、エンジンが止まり、バイクが動かなくなってしまいました。

あわてていた私のもとに、一緒に走ってくれていた仲間が戻ってきて「どうした?」と声をかけてくれました。
私は「エンジンが止まりました…」とポツリ。
すると、「ギア、下げた?」と聞かれて、「え?ギアって…何のことですか?」と答える私。

そう、当時の私は上り坂ではギアを下げなければいけないことすら知らなかったのです(笑)
そこからは、その人が先導しながら「ギア下げて」「今は上げて」など、手で合図を送ってくれるようになりました。

今ではその出来事も、仲間内で笑い話として語られるようになりましたが、
この経験があったからこそ、もっとバイクを知りたい、もっと上手に走りたいという気持ちが強くなったのを覚えています。

ツーリングで気づいた「大型バイクって楽なんだ!

そんな風に、失敗もしながら少しずつバイクに慣れていくうちに、ツーリング仲間と走る機会が増えていきました。
ある日、いつものようにツーリングで山道を走っていた時、仲間の大型バイクがスイスイと坂を登っていくのを見て、ふと気づいたのです。

「大型バイクって、余裕があってすごく楽そう…」と。

走行中の安定感、余裕のある加速、長距離移動でも疲れにくい快適さ――
それまで250ccでがんばっていた私は、どんどん**大型バイクの魅力に惹かれていきました。

ZZR1100へ。みんなに反対されたけれど…

そうして決意したのが、大型二輪免許の取得
教習所では大きな車体に最初は戸惑いましたが、「絶対に乗りたいバイクがある」と思えば自然と前に進めました。

その“絶対に乗りたいバイク”こそが、川崎の名車ZZR1100

一目惚れしたあの日から、いつかはこのバイクに乗りたいとずっと夢見ていたモデルです。
でもいざ「ZZR1100に乗る」と言うと、周りからは

「大きすぎて無理じゃない?」
「女性が乗るには重すぎるよ」
「危ないからやめた方がいいよ」

――と、たくさんの反対の声がありました。

それでも私の気持ちは揺らぎませんでした。

「人生は一度きり。やりたいことには挑戦したい!」

そう思って、大型免許を取り、ついにZZR1100を手にしたのです。

今ではZZR1100と一緒に旅をしています

ZZR1100は力強くて重厚感があり、正直最初は取り回しに苦労することもありました。
でも、一度走り出してしまえばその乗り心地はまさに最高で、まるでバイクと一体になれるような感覚。

今ではこのZZR1100と一緒に、全国各地を旅しています。
温泉に癒され、美味しいものを食べ、絶景に心を奪われる。
そんなツーリングの魅力を、これからこのブログでたっぷりご紹介していきます。

最後に

このブログでは、バイクに憧れた子どもの頃から、今に至るまでの私の経験を通して、
ツーリングの楽しさや、バイクと過ごす時間の魅力を伝えていけたらと思っています。

「私もいつかバイクに乗ってみたい」
「大型バイクに憧れてるけど不安…」

そんな方の背中を、ちょっとでも押せるようなブログになれば嬉しいです。

これからよろしくお願いします!